こんにちは、外国人ナースのピョーです。
今日は、私がどうして日本で看護師になったのか、
その理由と、これまでの道のりについてお話ししたいと思います。
私は母国ミャンマーで看護大学を卒業し、小児病院で働いた経験があります。
看護師を目指したきっかけは、「誰かの役に立ちたい」という想いからでした。
最初は少し軽い気持ちで看護大学に進学したかもしれません。
でも、学生時代に実習で患者さんのお世話をしたり、
コミュニケーションを取ったりする中で、看護の仕事の魅力に気づきました。
大学卒業後、私は20歳で小児病院に就職しました。子供が好きだった私は小児病院を選びました。
子どもたちはとても素直で可愛らしく、その笑顔に元気をもらっていました。
一方で、病気と闘っている小さな子どもたちを見るのはとてもつらく、
私自身も心が苦しくなることがありました。
だからこそ、子どもたちを少しでも笑顔にしたくて、
毎日たくさん話しかけたり、一緒に遊んだりしていました。
そんなある日、私の病院に日本からの医療支援チームが来てくれました。
そのとき、日本の高度な医療技術や、医療スタッフの真剣な姿勢に強く感動し、
「もっと学びたい」「こんな環境で働いてみたい」と思うようになったのです。
実は私は子どもの頃から「いつか海外で働いてみたい」という夢を持っていました。
そんな私に、日本で看護師を目指すチャンスがやってきたのです。
日本の看護学校に通い、看護師になるまでの道のりを支えてくださった多くの方々には、
今でも感謝の気持ちでいっぱいです。
来日してからは、日本語や文化への不安が大きかったです。
でも、「これを乗り越えなければいけない」という気持ちの方が強く、前に進みました。
私は日本語学校には通わず、直接日本の看護学校に入学しました。
最初は言葉の壁にぶつかり、授業や実習についていくのがとても大変でしたが、
毎日必死に勉強し、ついには日本語能力試験N1に合格しました。
現在は、日本の病院で看護師として働きながら、
少しずつ日本語にも慣れ、自信を持てるようになってきました。
今は、毎日の仕事の中で、患者さんから「ありがとう」と言っていただけることが
何よりのやりがいになっています。
これからも、日本語のスキルをさらに高め、
看護師としての経験を深めていきたいと思っています。
そしてこのブログでは、
私のように海外から日本に来て働く方々に向けて、
生活や仕事の体験をシェアしていけたらと思っています。
これからもどうぞよろしくお願いします。
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